2019/07/18
見落としがちな良い土地ってありますか？
こんにちは。 豊中・箕面・池田・吹田・地域密着の工務店・1級建築士事務所 ビ・ハウスです。
戸建の建築に対して、土地探しから始めるお客様もいらっしゃいます。そんな時、「私たちが見落としがちだけど、良い土地の見つけ方、もしくは穴場的な土地の探し方ってありますか？」とご質問いただくことがあります。今回は、プロからみた土地の選び方や見方についてご紹介したいと思います。
■魅力的な価格設定が多い「旗竿地（はたざおち）」
旗竿地とは、公道に接する出入口が細長い通路のようになっており、奥に住宅が建つスペースがある敷地形状を指します。別名「敷地延長」「路地状敷地」とも呼ばれています。ちなみに、敷地は接道義務といって、幅4m以上の道路（公道）に、出入口が2m以上接していなければなりません。この基準を満たさない場合は、建物の建て替え（再建築）ができません。
▼この図では12、13号地が旗竿地
新築分譲地や中古物件などのチラシ広告や情報サイトを見ていると、形の整った整形地の敷地や、少し変形した敷地など、色んな形状の土地を見かけると思います。一般的にはキレイに整った敷地が好まれるのですが、やはりその分価格が高くなりがちです。一方、旗竿地は周辺の建物などによって制限を受けることがあるので、土地の価格が安くなりがちなのです。
さらに、その土地の周囲の建物との距離などによって日当たりが確保できれば、狙い目だと思います。公道から中に入る分、家の前を人や車が通ることがないので人の視線を気にせずに済みますし、道路からは距離があるので、比較的静かな環境になることが多いように感じます。
■複雑なややこしさや面倒が無い「分譲地」が一番！
お客様が土地だけを先に購入しており、当社で建物を設計・建築することもあるのですが、その場合、土地の実測面積と登記面積が同じかどうかの確認や、後々のトラブルを回避するためにも敷地境界線を示す印があるかどうか、ガス、水道管や下水管の引き込みの有無、側溝の整備などについて様々な確認作業が必要になり、新たに工事が必要な場合は別途費用が発生してしまいます。
また、建築工事が始まってから土地を掘ると何かの破片といった埋設物が出てくることがあり、その撤去作業に時間を取られたり、地中の水が染み出して作業工程や工事期間に影響することもあります。
このように、インフラの状況をはじめ接道状況やその他、様々な事項について事前に調べる必要性があり、土地選びについて一般のお客様が検討するには少々リスクがあると感じています。ですが、不動産会社や工務店が販売している分譲地ならそういった煩わしさがありません。ビ・ハウスでも分譲地を提供していますが、こういった完成宅地はお客様にとって、上記のような面倒な確認作業や整備が終わった後なので、とても効率よくご購入いただけます。しかも、購入後に別途費用が発生するということもないので安心です。
とはいえ、自分の気に入った土地を探してお家を建てたい！という方もいらっしゃいます。そんなときは、ビ・ハウスまでご相談ください。お客様と一緒に土地探しから対応させていただきます。プロが一緒に土地を見るので、土地の良し悪しなどチェックすべき事項もしっかり確認できます。
住宅建築を考え始めた際に、なにかお悩みごとがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
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