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スタッフブログ

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2020/06/25

【 旧木造家屋の解体工事 】

ビハウスに入社し22年?今は営業部に所属していますが以前私は

解体・基礎・外構工事を営んでおりました。

故に、営業職に必須の資格とは程遠いショベルカー、バックホー、

いわゆる「ユンボ/建設用作業重機」やユニック車両操作、玉掛け、

高所作業車(電柱工事等でカゴに乗って高いとこで作業する車両)

などの資格を実は保有しております。

今回は木造家屋の解体作業について、実際の現場写真をもとにご説明

したいと思います。

①いきなり壊すのではなく、先ずは家屋の内側を人力でばらす作業。

※内装の建具や襖、畳やカーペットなども事前に仕分け撤去。

※その作業と同時に足場を組上げ、防音防埃シートを設置します。

②各階の同じ場所の床板を撤去し、屋根の上から真下を覗き込んだ時に基礎

部分の土が見える状態に穴を空けておき、瓦を中に放り落とします。

③2階屋根、壁を人力解体し、1階部分のみの状態にします。

※施工現場の状況によりますが、一般住宅地ではご近隣へのご迷惑にならぬ

様に、また産業廃棄物の処理仕分けに徹底し、より丁寧な解体作業が必須。

④ここらで建設用作業重機、いわゆる「ユンボ」の登場です。

※現場と近隣の安全対策を徹底しながら、重機と人力での連携作業の開始です。

1階を各所ごとに解体しながら細かな木片など人力で仕分け処分します。

⑤チップ(柱)シバ(柱以外の木片)窓サッシのアルミ廃材、鉄くずなどを

細かく分類し、廃棄処分搬出し易い様にします。

※各廃棄物ごとに処理場が違います。解体現場から出た廃材は解体作業と搬出、

運搬の連動性が如何にスムーズに行えるか、が重要なポイントになります。

⑥木材の撤去が完了すれば、残すは基礎のコンクリートと②で記した「瓦」が

足下に残る形となります。

⑦瓦をバックホーのバケットですくい、ダンプトラックに。

※ここで最終的にのこる屋根瓦の盛り土や壁の土、混ざり合った木片なども

別便でダンプに積載。(この廃材を通称=ミンチといいます)。

ミンチは処理場でさらに仕分けする必要性がある為、処分費は高くなります。

※残土や瓦などは埋め立て地への処理等にまわされます。

※基礎のコンクリートガラなどは処理場にてその後再度砕かれ、「再生砕石」

などの新たな建材に生まれ変わります。

いわゆる「3R(リデュース・リサイクル・リユース)」というやつです。

⑧基礎の撤去も完了し、最後に再び「生まれたての土地」新たな建築がしやすい

成形地として現場を整地し解体作業の完了です。

簡単にざっとご説明させて頂きましたが、解体作業は単に潰す、壊すという事では

ありません。荒っぽい作業の様に思われますが、それはとにかく泥だらけになった

り、埃まみれになったり、汚れるから。

解体作業員はどろどろになりながら、安全性を確保し、丁寧に作業していくのです。

造る時と真逆の工程ですが、解体作業員自身も「木造構造」の仕組みを理解して

いなければ、安全に順序よく解体作業する事が出来ないのです。

また、建設期間中よりも「解体期間中」の方が、ご近隣様にご迷惑をお掛けし易い

のも事実です。

基礎撤去の為に重機で基礎を起こすときなども振動が隣接家屋に伝わり、家が揺れて

しまう事もありますので、ユンボのオペレーターの操作技術もとても重要なテクニック

を必要とします。

世の中には手粗い作業の解体業者もまだまだいますが、私たちビハウスでは、手掛ける

建築現場の解体作業から、ご近隣様にご理解とご協力を戴ける様、これからも安全・丁寧

な作業を徹底してまいります。

・・・久しぶりの現場作業手伝い、やはり自分にはスラックスより作業ズボンの方が

しくっりくる・・・いえ、営業頑張ります(笑)

営業部/マツムラ

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